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テキサス州西部地区は通常『アマリロ地区』と呼ばれる。51年、アマリロのプロモーター、ドリー・デットンとエルパソのサム・メナッカーがNWAに加盟。同じ頃、メナッカーは、ニューメキシコやコロラドの興行権をもつマイク・ロンドンを提携、『アマリロ地区』は、テキサス州の西半分およびニューメキシコ州と、その勢力を広げた。地域柄、メキシコ系選手も多く、ヘビー級だけではなく、軽量級にも重点を置き、世界ジュニアヘビー級選手権試合も頻繁に行われた。55年、カール・サーポリスとドリー・ファンク・シニアが地区を買収した後も、ロンドンのニューメキシコ地区と提携を続けた。
ドリー・ファンク・ジュニア、テリー・ファンクと、二人の世界ヘビー級王者を生み出し、72年に新興の全日本プロレスにもブッカーとして全面協力する。73年にドリー・ファンク・シニアが死亡、二人の息子が引き継ぐが、その後は他地区同様、ガソリンの値上がりなどを理由に、低迷期を迎える。
78年、ディック・マードックとボブ・ウィンダム(ブラックジャック・マリガン)がファンク兄弟から興行権を買収し、崩壊したサンフランシスコ地区へも進出を試みるが、80年にリッキー・ロメロに売却、翌年閉鎖。その後は、ファンク兄弟が不定期に興行することになる。 |
世界選手権
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