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> メキシコ > UWA ユニバーサル・レスリング・アソシエーション (1975 ~ 1996?)

1975年に、EMLLから脱退したフランシスコ・フローレス、ベンジャミン・モーラ、レイ・メンドーサらによって設立された団体。選手のスケジュールを独占していたEMLLとは違い、UWAでは選手が各自のブッキングを管理できた。フローレス没後の正式社名はルチャ・リブレ・インテルナショナル (LLI)で、メキシコ国内ではテレビ番組名でもあったLLIの方が多く使われ、国外では『管轄団体』としてのUWAで呼ばれることが多い(全日本プロレスの『PWF』と似ている)。
トップ選手として、カネック、ビジャノIII、エル・ソリタリオ、フィッシュマン、ペロ・アグアヨ、グラン浜田らが活躍。新日本プロレスとWWF(現WWE)との三団体間業務提携により、アントニオ猪木、藤波辰己、アンドレ・ザ・ジャイアント、ハルク・ホーガン、スタン・ハンセン、ビッグバン・ベイダー他、日本とアメリカから多くの選手が参戦し、エル・トレオ・デ・クアトロ・カミノスを主要会場に、一時代を築いた。WWFが全米信仰を開始し、新日本やUWAとの関係を絶った後も、ペガサス・キッド(クリス・ベノワ)やブルー・ブレイザー(オーエン・ハート)など、新日本で活躍する選手が覆面レスラーとして参戦していた時期があった。
だが、1990年代に入ると、AAAの発足に伴うEMLLとUWAからの大量選手離脱により、90年代中期には自然消滅。一部の王座はメキシコや日本で引き続き防衛されている。
※選手権名が日本語記述の場合、日本語による変遷史を掲載。 |
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